++便利アクションヒント集++


■スキャン→補正→原稿テンプレートファイルに複製
私のアクションだとこんな感じ
「消せるミントブルー」で下描き、下描き消さずに「消せるブルー」で影指定をするので、 補正の塩梅がちょっと奇怪です。

■アクティブレイヤーにアミをかける
「レイヤーの複製/新規」→「モノクロ2階調/ハーフトーンスクリーン」→「グレースケール」
※グレースケールにしないと元画像に返せません。
また、元画像に返すコマンドは挿入できません。

■文字や書き文字に白フチを付ける (7ではレイヤー効果で出来ます)
文字レイヤーをアクティブにして、「選択範囲を読み込む」から、該当レイヤーの「透明部分」を選択→「新規レイヤーを作る」→「描画色を白にする」→「境界線を描く」→「選択解除」
※白フチレイヤーは文字の下に置かないと、白が被り過ぎることがありますが、 白フチレイヤーを文字の下に移動させるところまで記録してしまうと、 ある条件でどこまで下に行っちゃったか判らなくなるときがあります。

     たとえば「新規レイヤー」が「レイヤー2」だった場合、
     「現在のレイヤー」を「レイヤー2」に移動、として記録します。
     アクション実行した時に「レイヤー2」がすでにある場合、
     その下に移動してしまいます。


■選択範囲に自動でトーンを貼り込む
まず、作業用フォルダを作ることから始めます。
絶対に移動させない、という場所に作ります。

適当な新規画像で、アルファチャンネルを作ります。
いくつ作っても構いません。
名前は、たとえば01〜03とします。

その、01〜03の選択範囲を利用し、
トーンを貼り込むことになります。

01選択範囲に01トーンが貼られる、
という仕組みですので、
使用するトーン画像も「01」等、固定の名前にリネームして
「作業フォルダ」に保存するようにしておきます。

記録する内訳は、
現在の画像を「作業用フォルダ」に「作業用」として保存する。→ 「トーン画像を開く」→「レイヤー複製>作業用」→「トーン画像はそのまま閉じる」→「作業用に戻る」→「選択範囲の読み込み」「01」を選択、反転にチェック→「消去」→「選択を解除」

アルファチャンネルの数だけ繰り返し。

アクションの中身的にはこんな感じです。

または、
「61」というアルファチャンネルには、「61」パターンで塗り潰し、とか(・∇・)ノ


■スキャナーに原稿をセットするだけで、気が付くと基本トーンべた貼りまで終ってる
新規レイヤー、名前を「61」、属性乗算、「61」パターンですべてを塗り潰し。
を必要なだけ繰り返し。(名前やトーン番号は任意で)
「スキャン→補正→原稿テンプレートへ複製」から続けて、これを仕込むと…。
ベタ貼りしかできないので、かえって面倒な場合も…。

++できないこと++
その都度変わる、解像度(ピクセル数)やファイルネームに対して、
汎用性を持たせるアクションを作ることは出来ません。
7以降のスクリプトでなら、作れると思います。
普通にアクションを記録していくと、
コマンドの内容によっては、
ファイルの名前や、レイヤーの名前等、
細かく記録されていく場合があります。
これは、その、決まった名前にしか適用されません。
また、
ファイル名は、そのファイルがある場所も記録しているので、
場所を移動させてしまったりすると、実行できなくなります。
解像度も同じく、数値を記録しているので、
たとえばフォトショップエレメンツ2にある「クリップボードから新規作成」
を真似たアクションを作ることは出来ないのです…(´・ω・`)